国際スケート連盟副会長 「トレーニングの中断が長いほど選手たちは大会出場により多くの時間を要する」

© REUTERS / Charles PlatiauЕвгения Медведева выступает в показательных выступлениях финала Гран-при по фигурному катанию в Париже
Евгения Медведева выступает в показательных выступлениях финала Гран-при по фигурному катанию в Париже - Sputnik 日本
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国際スケート連盟(ISU)はカナダで開催予定だった2020年世界フィギュアスケート選手権の中止を決定した。この間、2020年秋に大会を延期できないかが検討されたが、しかし、4月16日、同大会は2021年にスウェーデンのストックホルムで開催されることが決定となった。トレーニングの問題を抱えるフィギュアスケート選手への支援として、ISUはサイトに特別プロジェクト「#UpAgain」を立ち上げた。このプロジェクトについて、そして、秋のグランプリシリーズは成立するのか、「スプートニク」はISU副会長のアレクサンダー・レイカーニク氏に話を聞いた。

レイカーニク副会長は、「ISUは何人かのトップスケーターに『#UpAgain』の一環としてサイトで生活面の困難の克服だけでなく、外出せずにスポーツの良いコンデションを維持する秘訣について語ってもらいます。4月19日からISUは1週間毎日、自己隔離の中でコンデションを維持するため、各国のレッスンを公開します。初のレッスンは、五輪銀メダリストで2度の世界王者、グランプリファイナルの2度の勝者である有名なスイスのフィギュアスケーター、そして現在はコーチのステファン・ランビエール氏がレッスンを行います」と語った。

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Публикация от ISU Figure Skating ⛸ (@isufigureskating)

動画は、スイスのシャンベル、イタリアのベルガモ、ドイツのデュッセルドルフ、米国のデトロイト、タイのバンコクといった、いくつかの国の特別センターで撮影が行われる。

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現在、フィギュア選手らは各世界選手権に先立つグランプリシリーズの準備をすでに始める必要がある。「スプートニク」は、秋に一連の大会が再開されるかどうか、ISU副会長のアレクサンダー・レイカーニク氏に聞いた。「私たちは将来を楽観的に考えたいと思っていますが、しかし、残念ながらパンデミックの中にあってこれはまったく予想ができません。

何人かの専門家は、欧州では感染のピークは過ぎたと述べています。ロシアはいくつかの予想ではピークは6月か7月になるおそれがあると言われ、そのためISUでは現在、答えの出せない問題をたくさん抱えています。たとえば、フィギュアの選手たちは、こんなにも長い中断の後、健康面を損なうことなくジャンプや競技をすることができるのかどうかという問題があります。選手は、数ヶ月におよぶシーズンにスムーズに『入る』必要があり、そうでなければ、高難度の演技がたくさんのケガを招くことに繋がります。ISUはこういた重要な要因を間違いなく考慮しています。トレーニングのやむを得ない中断が長ければ長いほど、その後、選手たちは大会出場により多くの時間を要することになります」。

ISUは4月28日にオンラインで理事会を開催し、今後の競技日程の構成についてさまざまな案を検討する。


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