各国の博物館「最も嫌な展示品」を争う

© 写真 : Twitter / Deutsches Historisches Museum各国の博物館「最も嫌な展示品」を争う
各国の博物館「最も嫌な展示品」を争う - Sputnik 日本
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世界中の博物館が「最も嫌な展示品」の称号をめぐり自身のコレクションから候補を紹介している。このバーチャルコンテストを提唱したのは英国北部ヨークシャー博物館。

毎週SNSでハッシュタグ#curatorbattleをつけて世界中の学芸員の間で様々な議論が交わされている。英国「ガーディアン」紙が伝えた。

発起人となったヨークシャー博物館は、紀元後3-4世紀の古代ローマ女性の埋葬地から発見された髪の束を出品した。女性の髪には当時のヘアピンが保存されていた。

​スコットランド国立博物館はそれに負けじと、輝く瞳と虫歯の恐ろしい「人魚」を出品した。

​バーチャルコンテストにはカナダも参加している。プリンスエドワード島博物館は築155年の屋敷の壁中で発見された玩具を出した。博物館スタッフによると、この玩具には呪いがかけられており、ある場所に置いても、違う場所で発見されるのだという。

 

​ドイツ歴史博物館は恐ろしい様相の、中世の医師がつけていた対ペストマスクを紹介した。1650-1750年のものだという。

​英オックスフォード大学付属アシュモレアン博物館は南ドイツの遺跡で発掘されたペンダントを出品した。ペンダントの片側は死者の顔で、もう片側は虫に食われ朽ちかける骸骨の形をしている。

同じくオックスフォードのピットリバース博物館は「ピンと釘で止められた羊の心臓。邪悪な陰謀の魔除けとして身に着けるべし」という写真を投稿した。この展示品は1911年のものだという。

​ヨーク城博物館は誇らしげにヴィクトリア朝時代の展示品を投稿した。それはカニ爪フィギュアで、1対はカードゲームに興じており、もう1対は金山で働く労働者が金塊を掲げている。

 

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