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新型コロナ ニューヨーク市の人口2割に抗体=州知事

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ニューヨーク州政府によれば、ニューヨーク市内に暮らす住人の19.9%に新型コロナウイルスの抗体が確認された。5月2日の記者会見でアンドリュー・クオモ知事が明らかにした。

​ニューヨークは米国における新型コロナウイルス感染拡大のホットスポットになっている。州政府の発表によれば、市内では16万4505人が新型コロナウイルスに感染し、4万2417人が病院に搬送されて治療を受けた。感染者のうち、これまで1万8491人の死亡が確認されている。

市の人口は860万人。州政府は州の広域で抗体の確認検査を行い、現時点で1万5000人の抗体検査結果が明らかになった。州内では全体のうち、12.3%の検体から抗体が確認された。これをニューヨーク市に限定すると、抗体が確認された検体の比率は19.9%に達する。

市内で最も比率が高いのがブロンクス地区で27.6%。そのほか、ブルックリン(19.2%)やマンハッタン(17.3%)、クイーンズ(18.4%)、スタテンアイランド(19.2%)でも抗体は多く確認されている。

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なお、ニューヨーク州では5月2日、24時間の間に死亡が確認された人の数は299人に達し、2日連続で300人を下回っている。死者数は最も多い時期で700人台で推移していた。

米ジョンズ・ホプキンズ大学の最新集計結果によれば、米国ではこれまで113万115人が新型コロナウイルスに感染し、そのうち6万6364人の死亡が確認されている。回復した人の数は現時点で17万5382人。

先にトランプ大統領は国内の死者を最大で20万人と推定していたところ、6万人程度に落ち着くとの見方を示していた。

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