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ロシアの感染拡大 ピークはまだ=保健相

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ロシアでは連日、新型コロナウイルスの新規感染者が1万人を超えており、感染拡大はまだピークを迎えていないとの見方をミハイル・ムラシュコ保健相が示した。

ムラシュコ保健相は国営放送「ロシア1」の番組に出演し、入院患者数の上昇率は安定に向かっており、病床数もロシア全土でおおむね足りているとした。ただし、感染拡大のピークにはまだ達していないとして、「これであとは峠を下るだけ、と言って気を抜ける状況にはない」と発言した。

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感染拡大の長期化を受けて科学・教育省は大学で行われている遠隔授業について、5月12日以降も継続して対面授業を実施しない方向を決定した。

モスクワ州では5月12日から公共交通機関利用時にマスクの着用が義務化される「マスク体制」がいよいよ始まる。モスクワ州のアンドレイ・ボロビヨフ知事は国営放送「ロシア1」の取材に対し、マスクを着用していない乗客に対し即座に罰則は適用しないとした。ただし、「マスクをしないで地下鉄に乗ればそのまま病院直行、ということはだれでも知っている」とし、住民に対してマスク着用の重要性を強調した。

モスクワでは24時間当たりの新規感染者数が連日で数千人に達しており、州政府は病床数を新たに300床追加した。「医療機関の負担は限界を超えている」とボロビヨフ知事は医療現場の厳しい状況についてコメントしたほか、規制を緩和すればすぐに医療崩壊するとして、自宅隔離の継続について市民の理解を求めた。また、モスクワ州では症状が重症化しやすい65歳以上の高齢者に対し、国営薬局でマスクを11ルーブル(約16円)で販売する特別プログラムが始まるとした。

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なお、モスクワ市のアナスタシヤ・ラコワ副市長(社会発展担当)によれば、モスクワの企業では従業員に対する血液検査の実施が義務化される。これにより企業や自治体は従業員の感染有無に加え、抗体の有無も同時に確認することが可能となる。血液採取に発生する費用は企業が負担し、その後の検査費用は市が負担する。

モスクワでは5月8日、新型コロナウイルスの感染により新たに54人の死亡が確認され、死者は1000人を超えた

新型コロナウイルス新規感染者数は過去24時間で1万699人に達し、国内の感染者数は計18万7859人となった。死者は98人増え、計1723人となった。

ロシア全国のPCR検査実施件数は間もなく500万件に達する

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