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米国に新型コロナ用ワクチンの優先権? 大手製薬会社サノフィの声明とフランス大統領の反応

© REUTERS / Charles Platiauサノフィ社 フランス
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新型コロナウイルスのワクチン開発に取り組む大手製薬企業サノフィの執行ディレクターは、米国は新型コロナウイルス用ワクチンで大量の事前注文を行う優先権があると表明した。サノフィ社はフランスの製薬会社。この声明にフランスの大統領が不快感を示した。

13日、ブルームバーグのインタビューにサノフィ社の執行ディレクターであるポール・ハドソン氏は、米国は新型コロナウイルス用ワクチンが開発されたならすぐに大量に事前注文を行う権利をもつと表明した。この点に関してハドソン氏は、米国はワクチン開発に取り組む企業の努力にどこよりも投資をしていると説明を行った。

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同氏は、「米国に権利があるというのは、米国が自国民の保護と自国経済の再生に投資をしたからに他ならない」と語った。

14日、サノフィ社のセルジュ・ワインバーグ会長が、ハドソン氏の発言は誤って解釈されたとするコメントを発表した。

ワインバーグ氏は、米国は、米国内で直接製造されたサノフィ社の製品に限り大量に事前予約をする権利を持つと強調した。同氏は、サノフィ社が米国を優遇しているということはないと反論し、同社はすべての国に平等に供給する用意があると強調した。

しかし、ハドソン氏の発言にフランスのエマニュエル・マクロン大統領がすぐに反応した。フランスのテレビチャンネル「BFMTV」によれば、同大統領は、サノフィ社代表のこの発言に「不快感」を露わにしたという。

大統領府は、この問題でマクロン大統領は5月19日にハドソン氏と面会を行うと、発表した。

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この間、新型コロナウイルスのワクチン開発のため欧州連合は80億ドル超(約8576億円)を準備した。

サノフィ社は、早急に通常の生活に戻すことができる新型コロナウイルス用ワクチンの開発に取り組む多くの企業の1つにすぎない。4月末、日本の塩野義製薬はワクチン開発の計画について発表した。

これまでにも、まだ臨床試験が行われていないが、英国の新型コロナウイルス用ワクチンの大量生産の開始が近いことが報道されている。

また、5月のはじめにイスラエルの国防大臣は、国内の科学研究所で新型コロナウイルス用ワクチンの製造で飛躍的進歩があったと発表している。

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