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未承認のコロナワクチン ロシア人研究者らが自身に接種 感染せずに研究開発が目的

© REUTERS / Arnd Wiegmannワクチンの開発
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ロシアのガマレヤ記念感染症微生物学術研究センターでは、職員らが自分自身に新型コロナウイルスのベータ―ワクチンを投与し、接種実験が成功した。同センターの所長でロシア科学アカデミーのアカデミー学者アレクサンドル・ギンズブルグ氏が明らかにした。

ギンズブルグ所長の話ではセンターの職員らは、パンデミックの条件下で感染のリスクなしに開発を続行するために自分から進んでワクチンの実験注射を行った。ギンズブルグ氏は、ワクチンを投与した職員は全員健康で、ワクチンによる副作用もでていない。

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ギンズブルグ氏はワクチンを注射した職員の数についてはあきらかにしていないものの、開発者、技術者をはじめとする職員の大半が接種したと語った。

ギンズブルグ氏は公式的にはワクチンはまだ前臨床実験の段階にあり、サルを用いた観察が続けられている。今回、職員が自身の予防に接種を行った例は公式的な研究には実験結果として加えられることはない。

ギンズブルグ氏の話では、ワクチンは夏の終わりには医薬品の登録が済むはずで、センターの開発は計画通り進行している。ギンズブルグ氏自身は、国民の接種は半年かかると見ている。

同センターのベクターワクチンはアデノウィルスのDNAを基にしており、これにコロナウイルスSARS-COVID-19の遺伝子が組み込まれている。アデノウィルスがこの遺伝子を人間の細胞まで運びこむことで免疫システムが作られるという仕組み。

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