ジョー・バイデン氏 米国人の15%は「あまり良くない人々」

© AP Photo / Jae C. Hongジョー・バイデン氏 米国人の15%は「あまり良くない人々」
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米国の元副大統領で民主党の大統領選挙候補の指名を求めているジョー・バイデン氏は、約15%の米国人は「あまり良くない人々」と語った。ブルームバーグが報じた。

バイデン氏は、アフリカ系米国人の支持者たちとのオンラインフォーラムでの対話で、話題がミネアポリスでの警察官によるジョージ・フロイド氏の死に関連した人種差別との闘いの問題に及んだ際に、トランプ大統領の行動は社会の分断を図るものだと批判を行った。バイデン氏によれば、圧倒的な米国人は自国の幸福を望む立派な人たちであるが、しかし、10%から15%の米国民は「あまり良くない人々」だという。

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ジョー・バイデン氏の発言は、民主党の前大統領選候補ヒラリー・クリントン氏の発言と共通点がある。ブルームバーグによれば、2016年の選挙キャンペーンの際、クリントン氏は、ドナルド・トランプ氏の共和党支持者を批判し、彼らは人種差別者で性差別者、同性愛嫌悪者、イスラム嫌いで外国人嫌いと呼んだ。

ブルームバーグは、5月25日に警察官の過失によりアフリカ系米国人フロイド氏が殺害され、そのことから発生した大規模な抗議と暴動を背景に、現在の米国の選挙運動では人種差別の問題が前面に出てきており、その問題を民主党とその候補者ジョー・バイデン氏は利用しようとしているようだと指摘した。

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