中国、今後5年で北京・モスクワ間の量子通信システム構築を計画

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中国は今後5年のうちに、モスクワと北京を完全に保護された量子ネットワークで結ぶ地上・宇宙光ファイバー通信の構築を計画している。中国科学技術大学のFeihu Xu教授が語った。

同教授は「近いうちに中国全土への量子ネットワーク拡大を予定している。中期的には、次の5年でそれを国外にも拡張する計画。北京とモスクワを結ぶ安全な地上・宇宙通信システムの構築もそのうちの一つ」と述べた。

通信システムには一連の軌道衛星も含まれる。衛星は「量子インターネット」の地上部分の機能をサポートし、初の宇宙量子ネットワークの基盤となる。またシステムの構成にはナノ衛星やミニ通信ステーションも含まれるという。

上記計画については「ロスコングレス」基金のオンラインディスカッションの場で同教授が明らかにした。

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