スパイ罪で服役の邦人男性 中国で刑期満了、帰国へ

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中国でスパイ罪などの実刑判決を受け、服役していた邦人男性(59)が、刑期満了から1日に出所した。2日、菅義偉官房長官が記者会見で明らかにした。2015年以降、中国では邦人の拘束が相次いだ。男性が帰国した場合、有罪判決を受けた人の帰国ははじめてのケースとなる。

産経新聞など日本のメディアによれば、2015年9月に中国外務省は男性をスパイ活動の疑いで逮捕したと発表。2018年に7月に懲役5年の実刑判決が言い渡されていた。

​この男性は日本人の母親を持つ元脱北者で、北朝鮮との国境付近で脱北者の支援活動などを行っていたとされる。中国側は男性を公安調査庁の協力者とみなしているが、日本政府はスパイ行為を否定している。この事件の詳細に関しては不明。

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