ポテトチップスが有害という神話 栄養士が打ち破る

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有害な食品とされるポテトチップスは、適切な量を食べるようにすれば、一部の果物に比べて人体に害を及ぼすことはない。栄養士で食事療法と減量の専門家であるイワン・アリメンコ氏がラジオ・スプートニクのインタビューで、ポテトチップスの健全な食べ方について語った。

ポテトチップスは、炭酸飲料水やお菓子と並んで人体に最も有害なものの一つとされている。その問題になるのが塩分と高カロリー。しかしアリメンコ氏は、果物は適切に摂取しなければ常に体に良いものになるとは限らないと指摘する。

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アリメンコ氏は「ポテトチップスは誰にとって体に悪いでしょうか?塩分が多いので高血圧の人には良くありませんし、コレステロールが含まれているのでアテローム性動脈硬化症の人にも有害です。その上、カロリーが高いので肥満の人にも良くありません。しかし、健康に良いと思われている食品の多くが、これらの病気の患者に有害であることを理解する必要があります。個人にとってどの食品が体に良くて、有害なのか、その境界線ははっきりしたものではありません。例えば、人々は小袋サイズのポテトチップスをすすんで買うことはしませんし、果物を食べると果糖は内臓脂肪を形成するのでさらに脂肪太りするんです」とラジオ・スプートニクに語った。

ポテトチップスの最大の問題点は、栄養成分ではなく、その摂取量。人々がポテトチップスを1回につき少量食べるようにすれば、この食品の害に関する話題はしなくなるかもしれない。

最後にアリメンコ氏は「『有害な』食品は小袋サイズで宣伝するべきだと思います。これは面白い試みになると思います。もし小袋サイズが大きなパッケージのものよりも安いとしたら、小袋サイズがこういった食品のリスクや脅威を完全に取り除くことができるでしょう。人々はポテトチップスを買う時、1キロあたりの値段が低いから大容量の方を選びます。そして、一気に全部食べてしまうのです。私は、有害な食品は小袋サイズで宣伝するのに賛成です」と語っている。

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