オーストラリア当局 ユーザーを惑わしたとしてGoogleを訴え

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オーストラリア当局は、Googleがターゲッティング広告料を稼ごうと個人情報を得るためにユーザーを惑わしたとして連邦裁判所に申し立てを行った。申し立てによれば、Googleは2016年からサイドパーティーのサイトでユーザーのアクティビティ情報を結び付けていた。27日付のロイター通信が詳細を報じている。

問題となっているのはGoogleが2016年に変更した個人情報の収集の守秘義務についての規約。GoogleはGoogleと関係のないサイトでの検索も含めたユーザーの個人情報も収集している。

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ユーザー・アカウントおよび使用するプロダクトの設定により、別のサイトや別のアプリケーションでのユーザー行動の記録も個人情報と結び付いてしまう。

オーストラリア競争消費者委員会(ACCC)は、この項目は守秘義務ポリシーでは明確に説明されておらず、ユーザーも新たな条件で個人情報が使用されることに合意はしていないとして、Googleの行為は違法と訴えている。

Googleは非難を否定。ユーザーには条件を提示し、許可するか否かを尋ねており、条件は義務ではなく、ユーザーが拒否すれば効力を発揮しないと主張している。

これより前、Apple社の共同設立者の1人もYouTubeとその母体のAlphabet社を相手取って訴えたと報じられている。

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