プリンセス・クルーズを傘下に抱える運航会社がサイバー攻撃 顧客データにアクセスか

© AP Photo / PRNewsFoto/Carnival Corporation & plc「カーニバル・コーポレーション」のクルーズ船
「カーニバル・コーポレーション」のクルーズ船 - Sputnik 日本
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世界最大のクルーズ客船の運航会社「カーニバル・コーポレーション」が15日、サイバー攻撃を受けたことが明らかになった。米技術系メディア「デジタルトレンド」が報じている。

カーニバル・コーポレーションは、カーニバル・クルーズライン、プリンセス・クルーズ、コスタ・クルーズなど10のクルーズブランドを抱え、100隻以上の旅客船を保有する。同社は今週、この件を米証券取引委員会(SEC)に報告した。

SECの調査によると、ハッカーは同社のコンピューターにアクセスし、データの一部を暗号化。また、多くのデータファイルをダウンロードしたことがわかった。さらに、犯人が顧客や従業員の個人情報に不正アクセスした可能性が高いという。

攻撃を受けたのは同社のブランドのうちの1つのみだとみられているが、その他のブランドのコンピューターシステムが攻撃を受けていないという保証は現段階ではできないという。同社は、攻撃発覚後に直ちにSECに報告し、システムのキュリティを強化したと発表している。

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