英国の海洋学者:大西洋のプラスチックゴミが以前の予想を10倍上回る

英国の海洋学者らが、大西洋上層には以前考えられていたよりも10倍以上のプラスチックゴミが浮遊していることを明らかにした。研究結果が学術誌『ネイチャー コミュニケーションズ』に発表された。

海洋のプラスチックゴミの総量は1200万~2100万トンにのぼるおそれがある。このことは、深海も含めた大西洋全域でのマイクロプラスチックの計測によって明らかにすることができた。こうした研究はかつて取り組まれたことはなかった。

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研究者らによれば、毎年、排水とゴミ処理場には約3億トンのプラスチックゴミが投棄されており、それらは大抵の場合、数十年から数百年もの間、分解されることがない。

この半世紀の間、プラスチックの破片が大量に水中に投棄されている。カナダの研究者らは、人間は毎年4万~6万のマイクロプラスチック片を飲み込んでいると強調する。

海洋プラスチック

2019年初頭、調査隊が地球で最も深い場所である太平洋マリアナ海溝でプラスチックを発見した。海洋の大量ゴミとプラスチックの被害にあっているのは海の生物だ。食品と混じったプラスチック粒子やその他ゴミは海洋生物を死に至らしめている。スコットランドではマッコウクジラの胃から100キロものゴミが見つかった。

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雪中プラスチック

その後、ドイツとスイスの研究者らは北極の雪氷にマイクロプラスチックを発見した。北極圏と人間の生活圏は距離が大きく離れているにもかかわらず、マイクロプラスチックは風で運ばれ、雪となって降ったと推測されている。

食品中のプラスチック

食品とプラスチックを摂取しているのは海洋生物だけではない。ビクトリア大学(カナダ)の研究者らが発表した報告によると、一人あたり毎年平均4万~5万プラスチック微粒子を食品とともに飲み込んでいるという。


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