台風8号が沖縄に接近 強風や高波、土砂災害に警戒を

© REUTERS / Pichi Chuang台風
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日本の気象庁によると、24日午後9時の段階で、強風などを伴う台風8号が沖縄県の久米島の北240キロの海上をゆっくりと北上している。沖縄本島や鹿児島県奄美地方には、断続的に発達した雨雲が発生しており、土砂災害をはじめ、強風と高波への十分な注意が呼びかけられている。NHKが報じた。

発表によれば、台風8号の中心気圧は970ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルとなっている。
沖縄県渡嘉敷村で午後6時前までの3時間の雨量が観測史上最多の191.5ミリとなるなど、気象庁は、「50年に1度の記録的な大雨となっているところがある」と発表。また、沖縄本島では土砂災害の危険が非常に高くなっており、地域によっては「土砂災害警戒情報」が発表されているところもある。
25日にかけて、各地域の最大風速が沖縄地方23メートル、奄美地方20メートル、九州北部17メートルに達し、最大瞬間風速は沖縄地方35メートル、奄美地方と九州北部では30メートルと予想される。また、今後、局地的に1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が予想される。
気象庁は、土砂災害に厳重に警戒するとともに、強風や高波に十分注意するよう呼びかけている。

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