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死んだ我が子を17日間抱いて泳いだシャチ 最近待望の赤ちゃんを産んだことが明らかに

© AP Photo / NOAA Northwest Fisheries Science Centerシャチ
シャチ - Sputnik 日本
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2018年に生後間もなく死亡した子どものシャチを背中の上に乗せて泳ぎ続けたメスのシャチが、最近再び出産したことがわかった。米ニューヨーク・タイムズが報じている。

J35」と名付けられたこのシャチは、北米の太平洋北東部に定住するシャチの群れ(southern resident killer whale)に属している。

このコミュニティで暮らすシャチは2005年時点で88頭だったものの、その後個体数は減り続けていた。

​J35は2018年、カナダのブリティッシュコロンビア州ビクトリア沖で赤ちゃんを産んだが、その子どもは生後まもなく死亡。J35は我が子の死を受け入れることができず、背中にその子を乗せて17日間ともに泳ぎ続けた。この地域のシャチを研究する生物学者らによると、その親子の旅は1600メートルにも及んだという。

5日、J35が再び子どもを産み、親子一緒に泳いでいることが研究者らによって確認された。これで同エリアのシャチの個体数は73頭になった。

米ワシントン大学保全生物学センターのシャチ研究者であるデボラ・ジャイルズ博士は、「J35が赤ちゃんを産み、その子がすぐに死ななかったことに感激せずにはいられません。皆がこの子のことを心配していますが、この子がこの先無事に生きていけるかどうかは誰にもわかりません」

北米の太平洋北東部に定住するシャチには3つの群れがあり、主に米ワシントン州とカナダのブリティッシュコロンビア州に生息している。生息地近くの船やボートの騒音や、食物連鎖により有害な汚染物質による被害、食糧となるサケの乱獲により同地のシャチの個体数は年々減少している。多くのメスのシャチがなかなか妊娠できず、生まれた子どものシャチの40%が最初の年に命を落としている。

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