安倍政権では北方4島をめぐる交渉で具体的な成果が生まれた=菅官房長官

© AP Photo / Shizuo Kambayashi菅官房長官
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日本の菅官房長官は10日の定例会見で、南クリル諸島(北方4島)をめぐる交渉について質問を受け、安倍政権下では具体的な成果が生まれたとの見解を示した。

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菅官房長官は日本とロシアの南クリル諸島をめぐる交渉について、安倍政権では具体的にどのような成果があったかなどの質問に対し、「北方4島については両首脳間の合意に基づいて北方4島への初の観光パイロットツアー、あるいは3年連続の航空機による元島民の方々のお墓参りなどが実現するなど、一つ一つ成果が生まれてきていると思う」と述べ、「北方領土問題に関する政府の法的立場に変わりはなく、政府としては領土問題を解決し、平和条約を締結するという基本方針のもとに引き続き粘り強く取り組んでいきたいと思っている」と指摘した

ロシアのペスコフ大統領報道官は9日、ロシアメディアに対し、ロシアと日本は安倍政権下で平和条約締結に近づけなかったとの見解を示した。一方、ペスコフ氏は、安倍政権下では数多くの協力フォーマットが構築され、ロシアと日本は二国間関係の問題解決において「大きな距離を克服することができた」と指摘した。

8月28日、安倍首相が東京で記者会見を行い、体調悪化を理由に正式に辞任を表明した。日本の自民党は9月2日、安倍首相の後継を選ぶ総裁選の選挙管理委員会の初会合を開き、8日告示、14日投開票とする日程を決めた。

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