タイの農家に強力な助っ人登場　アヒルの大群が田んぼを掃除

タイの首都、バンコク近郊の都市ナコンパトムで、田んぼに住みついた害虫を駆除するため数千羽のアヒルが放たれた。

ドローンで撮影された映像に映るのは、田んぼに向かって大行進する数千羽のアヒルの大群。彼らの仕事は、ジャンボタネシなど稲の害虫や、収穫後に田んぼに残ったわらやもみ殻を食べつくすことだ。

稲作農家によると、この方法は稲作農家とアヒル農家の双方にメリットがあるという。 稲作農家はアヒルが害虫を食べることで化学薬品や農薬の使用を減らすことができ、またアヒル農家はアヒルのエサ代を節約できる。

アヒルは約5ヶ月間この地域の田んぼで働き、役目を終えると産卵のためアヒル農場に戻されるという。