EU、入域を許可する外国のリストを見直す

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EU(欧州連合)に加盟する27カ国の大使は、入域を許可する外国のリストの見直しを行い、これまで通り10カ国を対象とすることを決めた。なお、米国とロシアはリストに入っていない。欧州の消息筋が通信社スプートニクに伝えた。

欧州の外交官は「EU加盟国の常駐代表委員会(COREPER)の会合で、(入国を許可する)国のリストを変更しないことが決定された」と伝えた。リストに入っているのはカナダ、オーストラリア、ニュージーランド、日本、韓国、タイ、チュニジア、ルワンダ、グルジア(ジョージア)、ウルグアイの10カ国。なお、中国は「条件付き」でリストに入っている。中国は入国を許可するためのすべての疫学的基準を満たしているが、中国側がEUからの入国を制限しており、相互主義の基本原則が満たされていないため、欧州理事会もEUから中国への渡航を制限している。

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リストは約2週間ごとに見直しが行われている。

欧州理事会は6月末、EUへの入域制限を段階的に解除する勧告を採択し、7月1日から制限を解除する対象国のリストを承認した。

5月中旬、欧州委員会は欧州連合(EU)各国に対し、数十億ユーロ規模の観光産業を支援するため、夏の旅行シーズンに向けて安全に国境を開くよう呼びかけた。

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