ロシアの栄養士が語る最も有害な朝食

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ロシアの栄養士、イリーナ・コノネンコ氏は、ミューズリー、シリアル、インスタントのカーシャ(お粥)は最も有害な朝食だと指摘している。このような食品は血糖値を上げるが満腹にならない。また生ジュースも健康に害を及ぼす。生ジュースには果糖(フルクトース)が多く含まれており、肝臓に運ばれて脂肪に変換されるからだ。

コノネンコ氏はロシアのマスコミに、朝食でインスタントのカーシャを食べるべきではないと語った。健康に害を及ぼし、肥満につながる恐れがあるという。インスタントのカーシャは血糖値を急上昇させ、インスリンの放出を引き起こす。しかし満腹にはならず、再び空腹を感じるという。

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ミューズリーやシリアルもハンバーガーやジャムを塗ったトーストと同じく有害な朝食。コノネンコ氏によると、これらは体に同じ影響を与えるという。

また同氏は、スムージーや生ジュースは果糖を多く含んでいるため決して健康によいわけではないと述べている。

コノネンコ氏は「これは一方でグルコース(ブドウ糖)であり、他方ではフルクトースだ。すべてのフルクトースはすぐに肝臓に運ばれ、そこで肝臓の脂肪に変換される。そこから体重が増える」と指摘した。

先に、栄養士のダリア・ルサコワ氏は、オートミールの朝食はそれほど健康によくないと語った。オートミールは食物繊維を豊富に含んでいるが、有害物質だけでなくカルシウムなどの有用な物質も吸収してしまうため、朝食の内容を交互にかえる必要があるという。例えば、1週間のうち2~3日をオートミール、その他の日はカッテージチーズ、スィールニキ(カッテージチーズを使った焼き菓子)、卵などのタンパク質を摂取できる食材や料理にする。また野菜や乳製品に含まれている体によい脂肪や食物繊維を朝食に加えてもいいという。

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