米軍の自殺者、新型コロナ流行時に20%増加

CC BY 2.0 / Senior Airman Brett Clashman / Desert Eagle米軍の自殺者、新型コロナ流行時に20%増加
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米軍では4月から8月末までの新型コロナウイルス感染症流行時に、自殺者が前年同期比20%増加した。AP通信が27日、米国の陸軍及び空軍、またメンタルヘルス専門家を引用して報じた。

米陸軍のライアン・マッカーシー長官はAP通信に「私は科学的な視点で話すことはできないが、チャートやグラフを読むことはできる。そこで、メンタルヘルスに関連した問題が増えたということが言える」と述べ、「これがコロナウイルスのせいであるとは断言できない。しかし直接的な相互関係が存在している。コロナウイルス(の感染拡大)が始まった後、(自殺者の)数が増加した」と語った。

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この傾向は経済的および心理的な不安定性の増大と関連している可能性がある。新型コロナの大流行は、それでなくても緊張状態にあり、すでにストレスを受けている兵士たちのストレスレベルを高めた。

また4月から8月末までの期間、社会情勢を背景に心的外傷後ストレス障害が悪化して心理療法を受ける退役軍人も増えたという。


新型コロナウイルス

中国当局は12月末、 武漢市で原因不明の肺炎が発生したと発表した。 最初の患者たちは海鮮市場に出入りしていた。

専門家らは、 暫定的に新型コロナウイルスが疾患の原因と判断した。

中国に続き、イタリア、米国、スペインで、特に多く感染が広がっている。

世界保健機関(WHO)は3月11日、新型コロナウイルスの拡大はパンデミックとなったことを明らかにした。

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