英国王室に破滅をもたらすヘンリー王子とウイリアム王子の反目

© REUTERS / Gareth Fuller英ヘンリー王子と兄のウィリアム王子(アーカイブ写真)
英ヘンリー王子と兄のウィリアム王子(アーカイブ写真) - Sputnik 日本
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英国王室伝記作家のロバート・レイシー氏は、ヘンリー王子とウイリアム王子の反目は王室に破滅をもたらすとコメントした。レイシー氏の発言を英タブロイド紙「ミラー」が報じている。

レイシー氏は2人の王子の複雑な関係についての『兄弟の戦争』と題する本を書き終えたばかり。チャールズ皇太子、ダイアナ妃の息子で王位継承権のある王子らが仲たがいを止めない場合、英国王室の権威に深刻なダメージとなると懸念を表している。

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レイシー氏いわく、ヘンリー、ウイリアム王子らの仲は「周囲が考えているよりもずっと悪い。」王室内部の関係の仕組みがふたりを仲直りさせるかわりに、逆に亀裂を深めていると指摘している。レイシー氏は「みんなが彼らの関係について『たいしたことではない。そのうちうまくいく』といいますが、歴史家たちは10年先にはこれと逆のことを口にするでしょう」 と断言しており、エリザベス女王に対しては孫たちの仲たがいの解消を手助けするよう呼び掛けた。

レイシー氏はヘンリー王子がメーガン妃の内に王室生活からの救いを見出したのではないかと考えている。「彼女(メーガン妃)と一緒になって彼(ヘンリー王子)は王室の中心部がすでに腐敗しきっていることに気づいたんです。」レイシー氏は、サセックス公爵夫人(メーガン妃)は決して「王室の普通の一員」にはなれないと指摘している。皇族たちはメーガン妃をあまりにも見下したからだ。

ヘンリー王子、メーガン妃は4月1日から王室メンバーの義務遂行を停止している。米国へ移住し、企業活動に従事する権利を獲得するために夫妻は王室メンバーの称号を返上し、「サセックス・ロイヤル(Sussex Royal)」という商標の使用権も放棄せざるを得なかった。

9月、ヘンリー王子、メーガン妃夫妻はネットフリックスと映画、シリーズの撮影の契約を結んでおり、リアリティーショー出演も計画されている。公の場への出演も巨額の出演料を稼ぎ出すことができ、収入源のひとつとされている。

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