ロシア初の再使用型ロケット運搬機、打上げ計画が発表 動力源はメタン

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ロシア宇宙企業「ロスコスモス」は、ロシアがメタンエンジンによる再使用型ロケット運搬機「アムール」の打上げをボストーチヌイ宇宙基地より2026年に行うと発表した。「アムール」はロシア初の再使用型ロケット運搬機になる。

発表によると、「アムール」の第1段階は酸素とメタンで稼働するエンジンRD-0169を搭載し、最高10回までの使用が可能。積載重量は最高12トン。

ロスコスモスの発表によれば、打上げ実験は2026年から開始が可能で、ロケット運搬機「ソユーズ2」シリーの段階的な入れ替えを行うために開発された。

10月5日、ロスコスモスはプログレス国家研究生産ロケット宇宙センターとの間に「アムール」の間に概念設計についての合意を締結。設計は2020年末に出来上がる。ロスコスモスはアムールの開発に4億700万ルーブル(およそ5億5000万円)を費やしている。

現在、イーロン・マスク氏が率いる米スペースX社が再使用型ロケット「ファルコン」を使用している他、米航空宇宙企業「Rocket Lab」もエレクトロンロケットの再使用計画を持っている。また中国、欧州も再使用型ロケットの開発に取り組んでいる。

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