安倍政権、17年会員選考に関与 学術会議側に定員超える名簿要求

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日本学術会議が推薦した会員候補6人の任命を政府が拒否した問題を巡り、2017年の交代会員105人を決める際、定員より多い名簿を示すよう首相官邸が求め、会議側が応じていたことが6日、分かった。複数の政府関係者が明らかにした。安倍前政権時から、会員を正式に任命する前の選考過程に官邸が関与していた実態が浮き彫りになった。

政府関係者は「17年の時は会議側も政府の立場を理解し、それに基づくやりとりはできていた」と説明。「学術会議は政府の機関で、会員は特別公務員だ。政府に会員を選定する余地が全くないという方がおかしい」と語った。

(c)KYODONEWS

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