米ソ雪解けの立役者キッシンジャー氏が警告 現況は「第1次世界大戦前夜に酷似」

© Sputnik / Alexey Nikolsky / フォトバンクに移行キッシンジャー氏
キッシンジャー氏 - Sputnik 日本
米中が地政学的対立の限度を見極めねば、最悪の場合、世界は第1次世界大戦前夜に似た状況に陥る。ブルームバーグが元米国務長官で多大な影響力を持つ政治専門家のヘンリー・キッシンジャー氏(97)の発言を引用し、報じた。

キッシンジャー氏は米ソの雪解けの政策シナリオを書いた人物のひとり。今まで幾度にもわたって米政権は絶対的なヘゲモニーを行使する政策を捨てるよう呼び掛けてきた。1973年にはベトナム戦争の和平交渉を終結させたことを評価され、ノーベル平和賞を授与されている。


キッシンジャー氏は、米中は緊張エスカレートのリスクを回避するために「プレーのルール」を取り決め、これを順守せねばならないと説明している。

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「これは絶対にできないとあなた方はおっしゃる。だがこれが絶対無理であるならば、第1次大戦に似た状況に陥ることになる。」

キッシンジャー氏は米ソ雪解け時代に米国務長官を務めた経験から、米中が新たな「冷戦」を始めかねないことへの憂慮がますます増大していると語った。

キッシンジャー氏は、今の世界で米国に必要なのは新たな思考であり、「経済においても戦略分野でも1つの国がヘゲモニーを維持し続けるには世界はあまりに複雑」だと認識することだと指摘している。

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