集団免疫獲得には、人口の52%にワクチンを接種する必要がある

© Sputnik / Vladimir Pesnya / メディアバンクへ移行Вакцинация добровольцев против COVID-19 в Москве
Вакцинация добровольцев против COVID-19 в Москве - Sputnik 日本
サイン
新型コロナウイルスに対する集団免疫を獲得するためには、リスクグループを考慮して人口の52%にワクチンを接種する必要がある。20日、セチェノフ大学医療情報学・統計学科主任教授のアンドレイ・ゲラシモフ氏が、Web会議「現代の伝染病予防:課題、可能性、展望」で発表した。

ゲラシモフ氏は「年齢に応じた感染リスクに比例してワクチンを接種する場合、ワクチン接種の最小割合は52%でなければならない。この意味において、はじめに医療従事者や、また例えば、大勢と接触する教師などを含む他のグループにワクチンを接種する戦略は、まったくもって理にかなっている」と語った。

Медицинский работник с анализами добровольца - Sputnik 日本
アストラゼネカ社のワクチンの副作用: コロナワクチンは安全なのか?
またゲラシモフ氏は、ワクチンの投与対象者を無作為に選ぶ場合は、少なくとも人口の64%にワクチンを接種する必要があると指摘した。

同氏はまた、ワクチン接種を高齢者に限った場合、その効果は弱まると述べた。

同日20日、ロシアの製薬大手「R-PHARM(アール・ファーム)」のワシリー・イグナチェフ氏は、ロシアでは同国で開発された新型コロナウイルスワクチン「スプートニクV」の大規模な接種が11月末に開始される予定だと発表した。


スプートニクは新型コロナウイルスに関する信憑性の高い最新情報をお届けしています。特設ページをご覧ください。

ニュース一覧
0
コメント投稿には、
ログインまたは新規登録が必要です
loader
チャットで返信
Заголовок открываемого материала