ワクチン「スプートニクV」の治験に協力した1部参加者が新型コロナに感染 プラシーボ投与の可能性

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ワクチン「スプートニクV」の治験に協力した一部参加者が新型コロナウイルスに感染した。ガマレヤ国立疫学・微生物学研究センターの製剤開発責任者アレキサンドル・ギンツブルグ氏が通信社「スプートニク」に語った。

ギンツブルグ氏によれば、参加者の一部は、登録後の研究の過程で、確かに新型コロナウイルスの検査で陽性となったが、しかしこれはワクチンが有効ではないということを意味するものではないという。

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同氏は、「いくつかのPCR検査の統計では陽性反応が確認されている。(略)しかし、彼らにはプラシーボが投与された可能性がある。私たちが中間データをまとめることができるのは11月になってからだ」と語った。

同氏は、治験参加者の半分には初のワクチン成分が投与され、約9000人が再度接種されたと述べた。登録後の試験には合計で約4万人のボランティアが参加している。

ギンツブルグ氏は、最終治験の一環でワクチンの代わりにプラシーボが参加者の4分の1に投与されていると指摘した。これは試薬の効果を客観的に検査するために必要とされる。

以前、ワクチン「スプートニクV」の治験に参加したロシアの下院議員ヴァレリー・ガルトゥング氏は、新型コロナウイルスに感染したと語った。しかし、同氏はワクチンまたはプラシーボのどちらが投与されたか分からないという。

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