英国のテロの脅威　予防措置としてレベルを引き上げ

英国政府は、この間のフランスやオーストリアでの事件を背景に、予防措置として「重大」から「深刻」へテロの脅威のレベルを引き上げた。英国内務省のプリティ・パテル大臣がツイッターで明らかにした。

同大臣は、「これは具体的な脅威と関連しない予防的な措置」とコメントした。

The Joint Terrorism Analysis Centre has changed the UK terror threat level from substantial to severe.

This is a precautionary measure and is not based on any specific threat.

The public should continue to remain vigilant and report any suspicious activity to the police. pic.twitter.com/XJa0gXetee

— Priti Patel (@pritipatel) November 3, 2020

​パテル大臣は、世論に警戒を呼びかけ、あらゆる不審な出来事について警察に連絡するよう要請した。

脅威のレベルを引き上げる表明はフランスおよびオーストリアでのテロ事件に関連する。ちょうど1年前の2019年11月4日、脅威レベルは「深刻」から「重大」に引き下げられたのは注目に値する。

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