アイルランドでロシア原子力砕氷船「戦勝50周年記念号」のタイムカプセルが発見 そこには驚くべき事実が

© Sputnik / Mikhail Fomichevロシア原子力砕氷船「戦勝50周年記念号」
ロシア原子力砕氷船「戦勝50周年記念号」 - Sputnik 日本
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アイルランドでサーファーらが、90年代はじめに北極探査を行っていたロシア原子力砕氷船アイルランドでサーファーらが、90年代はじめに北極探査を行っていたロシア原子力砕氷船「戦勝50周年記念号(50リェート・パベードゥイ)」のタイムカプセルを発見した。しかし、このカプセルは30年間完全に氷の中にあったのではなく、予定よりもかなり早く氷が解けてしまったために発見されたことが判明した。アイリッシュ・ポスト紙が報じた。のタイムカプセルを発見した。しかし、このカプセルは30年間完全に氷の中にあったのではなく、予定よりもかなり早く氷が解けてしまったために発見されたことが判明した。アイリッシュ・ポスト紙が報じた。

カプセルはサーファーのソフィー・ケランさんとコナー・マクロンさんがドニゴール県のある浜辺で発見した

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ソフィーさんは、最初、彼らは、もしかした爆弾かもしれないと心配したため、カプセルを拾い上げるつもりはなかったと語った。彼らは表面にロシア語のエッチングがあるのに気がつき、ロシア人の友人にその写真を送付したところ、「タイムカプセル」と書かれていると教えられた。

カプセルを開けると、中にはロシア原子力砕氷船「戦勝50周年記念号」の乗員らのたくさんの写真と手紙、献立表、旅行記が入っていた。多くの手紙はロシア語で書かれていたが、そのうちの1通には英語でスベータという名の女性の連絡先が記されていた。

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このスベータという女性が現在インスタグラムのブロガーであることが判明した。ソフィーさんは彼女に連絡をしたが、スベータさんはすぐにはカプセルについて理解することができなかった。しかし、その後、カプセルがこんなにも早く発見された理由が彼女を驚かせることとなった。スベータさんは、30年前に実施された学術探検に関連した物がカプセルに入っていたとはいえ、チームがこのカプセルを北極の氷の奥深くに入れたのはつい2018年のことだと語った。

ソフィーさんは、この事実は、氷が溶解し、カプセルがこの短期間に北極からアイルランド西岸までの4000キロを移動したことを意味し、気候変動の深刻な事態を表していると強調した。スベータさんは、「チームは、カプセルが発見されるのは30年から50年の先のことだと考え、氷の溶解にはたくさんの時間が要すると思っていた」と語った。

サーファーたちは手紙と書類の翻訳のため米国人教授と連絡をとった。一方、スベータさんはソフィーさんとコナーさんの2人と会う計画を立てているという。

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