日本のアクセルスペース社、来年3月にバイコヌール宇宙基地から超小型衛星打ち上げへ

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日本のアクセルスペース社は11日、同社が製造する4基の超小型衛星を2021年3月にカザフスタンにあるバイコヌール宇宙基地から打ち上げると発表した。

なお、打ち上げ日は現時点で2021年3月20日とされているが、最終的な日程は今年中に確定する予定だという。

アクセルスペース社によると、超小型衛星はロシアのソユーズロケットで打ち上げられる。

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アクセルスペース社は、多数の超小型衛星で地球のあらゆる地域を高い頻度で観測する「AxelGlobe」の構築を進めており、今回打ち上げられるのは、そのAxelGlobeを構成する4基の衛星。

同社は、2018年に打ち上げた初号機と今回の4基を合わせて5基体制にすることで、日本付近を含む中緯度地域では平均1.4日に1回、低緯度地域では3日に1回観測できるようになるとし、これによって高い観測頻度が必要な農業利用や事故・災害時の事業継続計画への応用など、「多様な業界における衛星データ活用が本格的に可能となる」と指摘している。

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