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待望のザギトワの大会復帰には何が必要か? 振付のグレイヘンガウス氏

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ザギトワ選手 - Sputnik 日本
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2018年平昌五輪金メダリストのアリーナ・ザギトワ選手は今シーズン、ほぼすべての大会で出場はしない。ただし11月8日に行われたガラコンサート「フィギュアスケートに魅せられて」ではトゥトベリーゼ・チームの一員、ダニイル・グレイヘンガウス氏の振り付けによる新ナンバー「エスメラルダ」を披露した。グレイヘンガウス氏は、ザギトワがプロの選手として大会に復帰するためには何が必要かについて、自分なりの考えを語った。

新ナンバー「エスメラルダ」は、2020年2月以来初めてザギトワが観客の前で披露した演目。グレイヘンガウス氏は、ザギトワは長い中断を経て、「氷の感覚を取り戻」せねばならず、本人が心配したのも最もだが、それでも上出来だったと評価した。

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グレイヘンガウス氏は、ザギトワが大会に出場するためには、最低限、かつてこなしていたトリプル・ジャンプをミスなく跳び、トリプルからトリプルへの連続ジャンプといった技の全てを復活させねばならない他、これをプログラムの後半に跳ぶことのできるだけの体力をつけねばならないと指摘している。

グレイヘンガウス氏は、ザギトワは今、大人へと変身しており、もう小さな女の子ではなく、自分の考え、計画を持った大人となったことは、はたで見ていてもわかると語っている。

「私はこれを見守ることがうれしいんです。私たちの目の前で五輪で優勝した小さな少女がやがて美しい女性に成長し、観客に喜びを与え続けているなんて、すごいことですよ。」

「エストニア」をザギトワは、グランプリシリーズ・モスクワ大会「ロステレコム杯」のエキシビションでも演じることになっている。

10月19日、ザギトワの今シーズンの計画が明らかにされた。ザギトワはグランプリシリーズ、ロシア杯、ロシア選手権のいずれの大会にも出場せず、現段階ではアレクセイ・ヤグーディンと共同司会を務めているアイス・ショー番組『氷河期』の撮影に集中する

2019年12月、ザギトワは選手生活からの引退を宣言。2020年9月にはロシア国民経済行政アカデミー(RANEPA)のジャーナリスト学部に入学した。

© 写真 : Kristina Savitskayaフィギュアスケートロシア杯のスケジュール
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