首相、「自由で開かれた」使わず インド太平洋政策巡り波紋

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菅義偉首相が、インド太平洋政策を巡り「平和で繁栄したインド太平洋」と発言し、波紋を広げている。政府はトランプ米政権と「自由で開かれたインド太平洋」を掲げてきたが、今回は「自由で開かれた」を使わなかったためだ。SNS上では、「自由で開かれたインド太平洋」を警戒する中国や、バイデン次期政権に配慮した政策変更かとの声が相次ぎ、加藤勝信官房長官は16日の記者会見で否定に追われた。

首相発言が飛び出したのは14日。ASEAN関連首脳会議の成果について官邸で記者団に問われ「平和で繁栄したインド太平洋を共につくりたい」との思いを各国首脳に伝え、理解を得たと説明した。

(c)KYODONEWS

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