国民投票法、採決見送りで合意 憲法審26日に初審議へ

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与野党は25日、憲法改正手続きを定める国民投票法改正案を26日開く衆院憲法審査会で採決せず、見送ると合意した。今国会は来月5日が会期末のため、与党は成立を事実上断念する。改正案は投票の利便性を公選法にそろえる内容。26日の憲法審では2018年6月の国会提出後、初めての実質審議を行う。

自民党の森山裕、立憲民主党の安住淳両国対委員長が方針を確認した。森山氏は、与党が提案していた26日採決を見送ると伝達。立民の反対に配慮した形で、記者団に「円満に審議を進めるのが大事だ」と語った。与党は今国会成立を目指したが、会期延長は予定しておらず、衆院通過も厳しい情勢だ。

(c)KYODONEWS

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