マラドーナ氏の主治医 過失致死の疑い

© REUTERS / Matias BagliettoБолельщик скорбит по Диего Марадоне в Аргентине
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伝説のサッカー選手、ディエゴ・マラドーナ氏の主治医であるレオポルド・ルケ医師が過失致死の疑いで捜査されていることが明らかになった。アルゼンチンTelam通信が伝えている。

マラドーナ氏の死因に関する調査が進む中、ルケ医師の過失があったかどうかが問われている。

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警察はルケ医師の自宅と事務所を捜索し、「違法行為」にあたるものがないか、医療記録、パソコン、携帯電話や文書類を調べている。

一方で裁判所の情報によると、同医師に対する処分はまだ決定していないという。

また検察がマラドーナ氏の家族や娘から事情を聴き、同氏が死亡する前に起きた出来事などを確認。同氏は硬膜下血腫で11月頭に手術を受け、中旬に退院し自宅で24時間監視態勢の療養を続けていた。入院や治療の様子、また退院にいたった経緯などについて警察は調べを続けている。

マラドーナ氏は心不全のため60年の生涯を終えた。アルゼンチンのアルベルト・フェルナンデス大統領は3日間全国的に哀悼の意を捧げることを表明した。ディエゴ・マラドーナ氏とのお別れは大統領府で前日に行われた。


ディエゴ・マラドーナ

元アルゼンチン代表。1986年FIFAワールドカップ優勝の立役者。クラブ歴はボカ・ジュニアーズ(アルゼンチン)、FCバルセロナ(スペイン)、SSCナポリ(イタリア)。ナポリ時代にクラブ史上初となるセリエA優勝を飾り、コッパ・イタリアとの2冠を達成。またUEFAカップも制覇した。2019年9月に母国のヒムナシア・アラ・プラタの監督に就任したが11月に辞任した。

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