プーチン大統領 来週ロシアでの新型コロナワクチン接種開始を委任

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新型コロナワクチン - Sputnik 日本
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ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、タチアナ・ゴリコワ副首相に対し来週に新型コロナウイルス用ワクチンの大規模な接種開始を委任した。

同大統領によれば、以前、ゴリコワ副首相およびミハイル・ミシュスティン首相と新型コロナウイルス用製薬の製造テンポについて協議を行っている。

ロシア製ワクチン「スプートニクV」 - Sputnik 日本
ロシア製ワクチン「スプートニクV」の大量生産が発表
プーチン大統領は、「私は、すでに200万本以上が生産され、またはこの数日中に生産が予定されていることを知っている。世界ではじめて登録された新型コロナウイルス感染症用ワクチン『スプートニクV』の生産がこうした水準に達した」と表明した。

同大統領によれば、ワクチンのこのような数量は国民の大規模なワクチン接種の開始を可能にするという。まず第一に医師と教師への接種が実施される。

ミハイル・ムラシュコ保健相によれば、2021年には新型コロナ用ワクチンの接種者数は数千万人達することが可能だという。また、ドミトリー・ぺスコフ大統領報道官は、新型コロナ用ワクチン接種の実施に関しては手続きは任意であり、段階的なものであると強調した。

「スプートニクV」

ロシアは今年8月11日、世界で初めて新型コロナウイルスのワクチンを承認した。ワクチンは「スプートニクV」と名付けられた。臨床試験はロシア保健省から許可を得たガマレヤ国立疫学・微生物学研究センターによって6月から7月に実施された。「スプートニクV」は、これまでに多くのワクチンが生産されたすでに知られているプラットフォームを基盤につくられた。ロシア保健省によると、これまでに実施された「スプートニクV」の接種は、最大2年間の長期的な免疫を与えることを示している。11月11日、ロシア開発のスプートニクⅤワクチンは治験第3フェーズにおいて92%の有効性を発揮した。

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