タイでチクングニアウイルスが急激に拡大 蚊が媒介役を果たす

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タイのパッタヤー市でチクングニアウイルスの感染者の急激な増加が確認された。同ウイルスは人間の健康に危険をおよぼす。サイト「The Thaiger」が報じた。

世界保健機関(WHO)のデータによれば、チクングニア熱はウイルス感染症であり、蚊が刺すことでその媒介役を果たしている。

同感染症による症状は通常5日から7日間継続し、しばしば関節に強く限定的な痛みを引き起こすことがあり、時にはそれが長期化する。この病気はまれに生命の危険を脅かすこともあるが、特別な治療法が確立されているわけではない。

パッタヤー市の感染者の症状としては、数日間にわたる高熱と全体的な不調、関節痛がみられる。

また、一定数の患者が入院を余儀なくされている。同市のソンタヤ・クンプルエム市長は保健衛生分野での状況の管理を職員らに指示した。そのほかにも当局は害虫対策機関へ援助を求め、明確なリスク区域への対応や、また、たとえば、閉館されたホテルや噴水のある施設など、蚊が繁殖しやすい水たまりのある地域の数を減らすよう要請した。

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