ドイツ、より強力なロックダウンを月末まで延長

© REUTERS / Bernd von Jutrczenka/Pool Канцлер ФРГ Ангела Меркель на пресс-конференции
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ドイツ連邦政府は地方政府と協議の末、更に強力な全国的規制措置を1月31日まで延長する決定を下した。アンゲラ・メルケル首相が国民向けの演説で明らかにした。ドイツでは昨年末からワクチン接種が始まっているものの、感染の収束に大きな改善が見られないことから、政府はさらなる規制強化に踏み切った。この新たな規制措置では居住区から15キロ圏外への移動が禁止されるほか、親族以外での集会は2人にまで限定される。

メルケル首相は国内の感染拡大が引き続き高止まりしていることから、更なる規制強化に踏み切ることへの理解を国民に求めた。演説では専門家による発言を踏まえ、病院が医療崩壊の寸前にあるとコメント。さらに、英国から世界各地に拡散した新型コロナウイルスの変異種に警戒を高める必要性も規制強化の一因になったと説明した。

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ドイツでは昨年の12月16日から全土でロックダウンが導入されており、これまでは5人以下の集会に制限されていたが、今後は2人にまで引き下げられる。

また、政府は人口10万人当たりの感染者数が200人を超える地域の住民に対し、不要不急の外出を15キロ圏内に制限する。なお、制限の起点は自宅ではなく居住区のため、住民が居住する自治体内での移動に制限はない。


ドイツではワクチン接種が12月末にスタートし、その際、バイオエヌテック社とファイザー社のワクチンがまず供給されている。

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