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第164回芥川賞・直木賞の受賞者決まる 両者初候補での受賞

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東京都の築地で19日、第164回芥川賞・直木賞の選考会が開かれ、芥川賞には宇佐見りんさん(21)の『推し、燃ゆ』が、直木賞には西條奈加さん(56)の『心淋し川』が選ばれた。

芥川賞を受賞した宇佐見さんは1999年静岡県生まれの21歳。大学在学中の2019年に作家デビューを果たし、2020年には同作品で第33回三島由紀夫賞を史上最年少の21歳で受賞し話題を呼んだ。

受賞作『推し、燃ゆ』は、「推し」と呼ぶ男性アイドルを心の支えにする女子高校生が主人公。その「推し」が炎上事件を起こしたことをきっかけに主人公の日常が変わっていく様子を繊細に描き、今回初候補での受賞となった。

直木賞を受賞した西條さんは1964年北海道生まれの56歳。2005年、『金春屋ゴメス』で日本ファンタジーノベル大賞を受賞し、デビューした。

受賞作の『心淋し川』は現在の東京・千駄木周辺を舞台。一角に流れる「心淋し川(うらさびしかわ)」沿いに建ち並ぶ長屋に暮らす住人たちが織りなす物語で、全6編からなる時代小説。西條さんも今回初候補での受賞となった。

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