英国外務省 ロシア各地の違法集会にコメント

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1月23日のモスクワデモ - Sputnik 日本
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英国のドミニク・ラーブ外相はロシア政府に対し、昨日23日の違法集会で拘束された市民を解放するよう求めている。

ラーブ外相はツイッターに「英国はロシア政府が一般のデモ参加者やジャーナリストに対し暴力をふるったことを抗議する。ロシア政府に対し、欧州評議会およびOSCE(欧州安全保障協力機構)に対する人権保護の国際的義務を尊重し、平和的デモ集会で拘束された市民を解放するよう求める」と投稿した。

​1月23日、モスクワをはじめとするロシア各地で、逮捕された野党指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏を支持する違法集会が行われた。デモ参加者はナワリヌイ氏の釈放を要求。市民にデモ参加を呼びかけたのはナワリヌイ氏の支持者で、ロシア内務省と検察庁は違法集会の主催者および一般参加者の責任について警告していた。

公式データではモスクワ中心部のデモには4千人以上が参加したとされている。ロシア他都市でも同様の集会が行われた。拘束者数については公式の数字は出ていない。


ロシアの野党指導者として知られるアレクセイ・ナワリヌイ氏は現地時間の17日夜、治療先のドイツから帰国し、モスクワのシェレメチェボ国際空港に到着して間もなく当局に拘束された。ナワリヌイ氏はこれまで2度の横領容疑で執行猶予付きの有罪判決を受けていた。加えて12月末には新たな横領容疑が発覚したことにより、ロシア連邦検察委員会はナワリヌイ氏を再び起訴していた

また、猶予期間中に犯した一連の違反行為によりナワリヌイ氏は2020年12月29日以降から当局の捜査対象となっていた。

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