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コロナウイルスで重症化した患者に免疫的特性を発見

© Sputnik / Ilia Pitalev / メディアバンクへ移行モスクワ コロナウイルス患者
モスクワ コロナウイルス患者 - Sputnik 日本
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コロナウイルスで重症化した患者には、再感染に対するより強力で長期的な免疫機能が形成される可能性がある。米ラホヤ免疫・アレルギー研究所の研究報告で発表された。

研究者らは、コロナウイルスに感染した39人と数十人の未感染者の血液サンプルを分析した。この場合、未感染者のサンプルはパンデミックが始まる前に採血されている

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研究者らは、感染細胞を破壊する免疫細胞であるCD8 + T細胞の8万超の個々の遺伝子の搾出分析を行なった。この細胞の「記憶」が再感染から身体を守る上で重要となる。

17人はコロナウイルス感染時に軽症で済み、入院は必要なかった。また、13人は入院し、9人は重症化した。研究者らは、より軽症の患者らのCD8 + T細胞の免疫反応が重症患者と比べ弱いことに驚かされた。

研究をまとめたクリスチャン・オッテンスマイヤー氏は、T細胞の機能と病気の重症化には関連があると指摘する。研究者らは、コロナが軽症だった人の細胞は、T細胞の「消耗」傾向が見て取れることを発見した。この細胞はウイルスへの対応で免疫機能の非常に強い刺激を受け、効果はより弱いものとなる。軽症患者のT細胞の消耗は、長期の免疫機能の確保を低減させる可能性がある。

研究結果は、コロナウイルスの重症患者はより強く、長期的な免疫機能を獲得することを示している。

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