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コウモリでなく、研究所からの流出でもない:武漢市のWHO使節団が新型コロナウイルスの人への伝染に関する4つの可能性を指摘

© REUTERS / Thomas Peter武漢市のWHO使節団
武漢市のWHO使節団 - Sputnik 日本, 1920, 09.02.2021
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武漢市で調査を行なう世界保健機関(WHO)の専門家グループは、新型コロナウイルスの人への感染で考えられるケースは、コウモリや研究所からの流出による可能性は極めて低いが、しかし完全に消えたわけではないと表明した。同グループのピーター・ベン・エムベルク代表は武漢市での記者会見で、人への感染でもっとも可能性の高い経路について語った。

同代表は、人への感染経路として以下を示した。

  • 動物から人への直接的な感染(たとえばコウモリ
  • ウイルスに順応する動物を媒介した人への感染
  • 食品の輸送、特に冷凍食品。それらの表面にウイルスが付着したまま運ばれた。
  • 研究所に関連した事故

この4つの可能性からエムベルク代表は、媒介者を経由したウイルス感染と冷凍食品の表面に付着したウイルスによる感染に注目している。同代表によれば、他の仮説(コウモリを含む。武漢市はこの動物が多く棲息する場所ではない)は可能性が低いという。

また、なんらかの具体的な動物種を潜在的な発生源として規定することは不可能だと指摘している。

WHOの専門家使節団は1月14日に武漢市の到着し、新型コロナウイルスのパンデミックの発生原因の究明を行なっている。


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