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新型コロナウイルス
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ドイツの地方検察局 個人で開発の新型コロナワクチンの実験で医師を提訴

© REUTERS / Lindsey Wassonパンデミック
パンデミック - Sputnik 日本, 1920, 11.02.2021
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ドイツのリューべック市検察局は、新型コロナウイルス用ワクチンの開発実験を行なったとして医師で企業家のヴィンフリート・ストッカー氏(74)を訴えた。同氏はワクチンの実験を自分自身と家族、他のボランティアで行なった。雑誌『Der Spiegel』が報じた。

医科学博士で企業家の同医師は2020年の春にコロナ用製薬を考案した。報道によれば、実験実施の承認が得られなかったため、同氏はこの製薬の試験を自分自身と妻、子ども、さらに65人のボランティアに対し行なった。

​同氏は、この接種を受けた者の中には誰一人として、注射の際のわずかな傷みと刺激以外に副作用は確認されず、全員に抗体が確認されたと主張した。

9月のはじめ、同氏はポール・エーリッヒ研究所で自身の研究結果を発表し、自身が開発したワクチンの効果を証明するため、実験を推進するよう要請した。しかし、研究所は検察局に報告を行なった。

当局を引用しドイツメディア「MDR Sachsen」が報じたところによれば、ストッカー氏には製薬法違反の刑事事件として嫌疑がかけられた。

同氏は著名な法律家で政治家のヴォルフガング・クビッキ氏に弁護を要請。クビック氏は2018年からドイツ連邦議会の副議長を務めている。クビッキ氏は、ストッカー氏は医薬品の臨床実験を行なったのではなく、自分自身の治療に使用したのであって、許可は必要とされないと表明した。

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