NASA 月周回有人拠点「ゲートウェイ」に送る最初のモジュールの打ち上げ時期を発表

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Falcon 9 - Sputnik 日本, 1920, 11.02.2021
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米国の億万長者イーロン・マスク氏が率いるスペースX社は、月やその周辺での長期的な有人探査をサポートする初の宇宙ステーション「ゲートウェイ」の建設を目的としたモジュールを2024年に宇宙空間に打ち上げる。米航空宇宙局(NASA)が明らかにした。

「ゲートウェイ」の建設は、米国が月に宇宙飛行士のグループを送るアルテミス計画に含まれている。

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宇宙空間には、ゲートウェイの建設を開始させるためのモジュール2機が打ち上げられる。この2機のモジュールとは、ゲートウェイに電力を供給するモジュール(PPE)と生命維持と物資補給を支えるモジュール(HALO)を指す。NASAによると、モジュール打ち上げと「ミッション関連費用」の総額は3億3180万ドル(約348億円)になる。

PPEは、太陽光で作動する60kWの発電システムを搭載したモジュール。ゲートウェイにエネルギーと通信を提供し、ゲートウェイを宇宙空間で管理する役割を持つ。HALOは、宇宙飛行士の生活拠点となり、同モジュールはゲートウェイに設置される予定。

NASAは、これらのモジュールの打ち上げに大型ロケット「ファルコンヘビー」を使用することを計画している。打ち上げは、米フロリダ州のケープ・カナベラルにあるケネディ宇宙センターから「2024年の5月よりも前に」実施される予定。

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