中国国防報官 「世界は平和ではない」 軍備増強の必要性を主張

© AP Photo / Andy Wong中国の旗(アーカイブ写真)
中国の旗(アーカイブ写真) - Sputnik 日本, 1920, 09.03.2021
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8日、中国国防省は全国人民代表大会(全人代)に合わせて呉謙報道官がメデイアの取材に応じ、その内容がホームページで公表された。

発表では、国防増強は必須であるとし、中国が国防費の増額を続けることが正当化された。国防費に関しては、昨年比6.8%増加の軍備増強路線が示され、増額分は武器や装備の近代化などにあてられるという。

こうした路線の背景には、国境や領土の問題など、現在の国際情勢が複雑化し、世界は平和ではないことが指摘された。また、先月施行された「海警法」を例に挙げ、一連の軍事政策や制度改革の成果が強調された。

中国による軍備増強路線などに対しては、周辺国や欧米各国で懸念が広がっている。

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