英外相がエストニアとノルウェーを訪問、ロシアによる「脅威」を議論

© AP Photo / Susan Walsh英国のドミニク・ラーブ外相
英国のドミニク・ラーブ外相 - Sputnik 日本, 1920, 10.03.2021
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英国のドミニク・ラーブ外相はエストニアとノルウェーを訪問し、バルト三国と北欧における「ロシアに端を発した地域的安全保障上の脅威」を議論する。英国外務省の発表をもとにリアノーボスチ通信が報じた。

リアノーボスチ通信が入手した英国外務省の発表によると、ラーブ外相は3月10日と11日にエストニアとノルウェーを訪問し、「ロシアに端を発した地域的安全保障上の脅威」について関係閣僚らと協議を行うという。また、国連の気候変動サミット開幕を前に関連した問題も検討するとのこと。

英国は「近しい精神を抱く」友好国への訪問を通し、対外政策、国防政策、成長政策上の新たな戦略について報告書を用意する。外遊を前に、ラーブ外相は次のように発言した。

ロシアが生み出す安全保障上の脅威はその隣国が最も先鋭に感じるものである。英国は軍事の点に加え、ロシア側から発信されるデマとの戦い、そして地域を不安定化に導くその活動に対し、北欧、およびバルト3国における友好国と協力して対峙する用意がある。

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ラーブ外相はエストニアの首都タリンでケルスティ・カリユライド大統領と会談するほか、バルト三国の関係閣僚らと地域における安全保障、およびパンデミック後の復興について議論する。

3月11日にはノルウェーの首都オスロを訪問し、ノルウェー外相と会談。その後、デンマーク、フィンランド、アイスランド、ノルウェー、スウェーデンの外相協議に臨む。協議では、気候変動に加え、「敵国」が生み出す脅威を含む国際的な安全保障について検討が行われる。

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