新型コロナウイルスの影響で、2020年に大幅なCO2排出削減がみられていたが、大気中濃度の観測には反映されなかったという。
気象庁が2020年、日本を含む北西太平洋域の陸上、洋上、上空で二酸化炭素の観測を行った結果、与那国島で417.2ppm、大船渡市で416.3ppm、南鳥島で414.5ppmに達し、記録された最高濃度となった。
去年、米スタンフォード大学のロブ・ジャクソン教授が新型コロナウイルスCOVID-19蔓延は第二次世界大戦以来となる、大幅なCO2排出削減を可能にするとの見解を示していた。