予測では、ワクチン接種のペースが遅いこと、また金融引き締め政策により、一部新興経済国や途上国はパンデミック後の世界のリーダーである米国や中国に後れをとるとされている。
ブルームバーグ・エコノミクス(BE)の専門家は、2021年第1四半期にはすでに世界経済はプラス1.3%の成長を見せると予想。経済回復を牽引するのは米国で、フランス、ドイツ、イタリア、英国、日本の経済は縮小が続くとしている。
同様の状況は新興経済国でも見られ、ブラジル、インド、ロシアは中国に後れをとるという。中国はCOVID-19を克服し、危機を抜け出すことができたとBEはまとめている。