ロシア大統領府によると、会談はブラジル側の主導で行われた。
声明では「二国間関係発展の見通しが議論され、ロシアとブラジルの戦略的パートナーシップに沿った積極的な連携に向けて意向が確認された。また、貿易および経済関係の徹底した強化には双方の関心が示された」と述べられている。
両大統領は、ブラジルで感染が拡大している新型コロナウイルス対策での協力についても議論した。ロシア製新型コロナウイルスワクチン「スプートニクV」のブラジル国内での登録や、ワクチン供給の組織化およびブラジル国内での製造などについて話し合ったとされる。
また、声明には「プーチン大統領とボルソナーロ大統領は、これらの問題については個人的に連絡を取り続ける意向を強調した」とある。
ブラジルメディア「グローボ」はブラジル大統領府の情報を引用し、プーチン大統領とボルソナーロ大統領は貿易や科学技術面での協力についても話し合ったと報じている。同メディアよると、ボルソナーロ大統領はロシアへの肉の輸出を促進する必要性も指摘した。
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