失われた「黄金の都市」 エジプトの発掘チームが同国における過去最大の都市遺構を発見

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エジプトの著名な考古学者で元考古相のザヒ・ハワス氏が率いる同国の発掘チームは、ルクソールのナイル川西岸で、失われた「黄金の都市」を発見した。これは、エジプトでこれまでに見つかった最大の都市遺構。 エジプト観光省が8日、発表した。

同省のプレスリリースによると、この都市は紀元前1391年から1353年まで統治した古代エジプト第18王朝の第9代ファラオ(王)、アメンホテプ3世の治世に建設された。

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「黄金の都市」は、ファラオのアメンホテプ4世(別名アクエンアテン)、ツタンカーメン王とその後継王アイの時代に知られており、当時最大の行政及び経済の中心地と見なされていた。

ハワス氏は「外国のたくさんの発掘チームがこの都市を探そうとしたが、上手くいかなかった」と語った。

米ジョンズ・ホプキンズ大学のエジプト学の教授ベッツィー・ブライアン氏は「失われた都市の発見は、ツタンカーメン王の墓に次ぐ2番目に大きな考古学的発見だ」と述べ、これはナイル川西岸の帝国の最盛期における古代エジプト人の生活のさまざまな側面に光を当てると指摘した。

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