高脂肪食が男性にもたらす効果 ホルモンの研究で明らかに

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英ウスターシャー大学は、低脂肪ダイエットで男性ホルモンの一種のテストステロンのレベルが下がると、循環器系の疾病リスクが上がり、アルツハイマー型認知症も引き起こす恐れがあると発表した。同大学の研究報告はステロイド生化学と分子生物学のジャーナルに掲載された。

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研究者らは被験者206人を使い、最初は40%の高脂肪の食事を与えた後、今度は脂肪含有率を20%に下げた食事に切り替えた。

食事切り替え後の被験者らのテストステロンのレベルを調べたところ、平均で10~15%低下していることがわかった。ベジタリアン食事療法に移行した時点でテストステロンのレべルは26%にまで落ち込んだ。

栄養士らは普通、高脂肪を避ける食事を勧めるが、最近の傾向としては高脂肪かつ炭水化物を制限した食事のメリットに光を当てた研究がより盛んに行われている。

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