F15の改修経費膨張を説明 防衛相「米と減額交渉」

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岸信夫防衛相は12日の参院決算委員会で、航空自衛隊のF15戦闘機に長距離巡航ミサイルを搭載する改修の準備に必要な初期費用について「昨年末時点で当初見積もりの807億円から3倍近くまで増加した」と明らかにした。「米側と減額交渉をした上で、事業継続(の可否)を検討する必要がある」とも語った。

F15の改修を巡っては、米側から2400億円近い額が提示されたことが判明しているが、岸氏が公の場で認めたのは初めて。防衛省の土本英樹整備計画局長は、電子戦装置とレーダーに関する部品が枯渇していることに加え、ソフトウエアの改修が必要になったためと説明した。

(c)KYODONEWS

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